GP2第6戦が、F1第10戦
ヨーロッパGPの
サポートレースとして、
ドイツ・ニュルブルクリンクで開催され、現地時間(以下、現地時間)21日のレース1で中嶋一貴(DAMS)が3位、22日のレース2で平手晃平(Trident)が2位、中嶋が3位と表彰台に上がる活躍を演じた。
予選6番手を獲得した中嶋は、21日のレース1、序盤に早めのピットインを行なう作戦を採り、一時は最後尾に下がったものの、前方のマシンに阻まれることなく、ライバル勢よりもかなり速いペースで周回を重ね、着実に追い上げを図った。
その後、前を行くライバル勢が次々とピットインするのを横目にポジションを上げ、3位表彰台を獲得した。
中嶋はレース後の記者会見で「また表彰台を獲得できたのは、素晴らしい結果でした。
チームは戦略面でもマシンに対してもすごくいい仕事をしてくれましたから、僕はこの結果が本当に嬉しいです」と喜びを表していた。
また14番手からスタートした平手は、中嶋とは反対にギリギリまでピットインを遅らせる作戦を採用。
最後に平手がピットインを終え、コースに戻った時には6位まで浮上していた。
その後、前を行くチームメイトのP.マルドナドをパスし、今季自己最高位となる5位入賞を果たし、GP2自身初
ポイントを獲得した。
山本左近(BCNコンペティション)は13位、優勝はティモ・グロック(iSport)で今季のGP2で初めて2勝目を挙げた
ドライバーとなった。
レース2はレース1の結果でグリッドが決定。
上位8台は逆順となるため、平手が4番手、中嶋は6番手からスタートを切った。
2台ともに再び素晴らしい走りでポジションを上げ、終盤には2位まで浮上した平手に、中嶋が追いつき、サイド・バイ・サイドでの激しい2位争いを展開。
平手がこれを抑え切り、GP2初表彰台の2位で
チェッカーを受けた。
中嶋は、前戦イギリスラウンドから4レース連続となる3位表彰台を獲得。
TDP(
トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)ドライバー2人がそろって表彰台へと上る活躍を見せた。
山本は11位、優勝はハビエル・ビラ(レーシング・エンジニアリング)で今季2勝目。
レース後の記者会見で、平手は「すごく大変なレースで、とてもタフでしたね。
僕は2、3周の間、ザウグ(アーデン)の後ろにいて、ずっとオーバーテイクする
チャンスを見つけようとしていました。
それから彼が苦手な場所をいくつか見つけて、彼がヘアピンでミスしたから、僕は
コーナーのイン側に飛び込みました。
そして、彼がイン側を閉めようとしてきたので、出口で当たってしまいました。
突然、彼はコースアウトして、彼が僕のタイヤに当たったので、僕は少しトラブルを抱えることになりました。
その後のレース中は、オーバーステアがひどくて、終盤はかなり大変でした。
だけど、僕はなんとか自分のポジションをキープできたので、この結果は本当に嬉しいです。
(中嶋とのバトルは)
フェアなレースだったし、僕たちはあまり接近しすぎないようにしていたから、もちろん戦ってはいたけどフェアでした。
彼が『ん、晃平が前にいるな!』と思っているだろうなと考えてましたよ。
彼は3位だったけど、たぶんちょっと落ち込んでるでしょうね!」と笑顔で熱戦を振り返った。
中嶋は、4レース連続表彰台について「それは素晴らしいことですね。
ちょっと驚いてますけど、今日のレースは2位を逃したので少し残念です。
ちょっと複雑な気分ですけど、それでも素晴らしいレースでしたし、ポイントを連続で獲得できたのもよかったです。
それが僕にとって、もっとも重要なことです。(平手とのバトルは)とても楽しかったし、もし彼をオーバーテイクできていたら、たぶんもっと楽しかったでしょうね。
とにかく、チームは素晴らしい仕事をしてくれましたし、本当に安定しています。
僕たちはこれをシーズン最後まで維持できると思っています」と自信を新たにしていた。
なおポイントランキングでは、中嶋は25ポイントに伸ばしてランキング6位に浮上、9ポイントを挙げた平手はランキング14位につけている。
GP2シリーズ第7戦は、F1第11戦ハンガリーGPのサポートレースとして8月3日から開催される。
[ISM]
posted by Ayrton2007 at 21:32
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中嶋一貴
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