トロロッソは、来季レッドブル・レーシングに移籍するセバスチャン・ベッテルの代わりとなるドライバーを現在探しており、琢磨との交渉を認めていた。
ブエミは9月17日、琢磨は18日に、それぞれSTR3をドライブする予定。
「僕のシーズンは早期終了してしまったけれど、またF1マシンに戻る機会がもらえて嬉しいよ」と琢磨はコメントしている。
「今年大きく成長しているチームと働けるだけに、とても楽しみだ」
一方、チーム代表のフランツ・トストは次のように語っている。
「ベッテルの後釜にふさわしいドライバーを見つける時がきた。今季最後のテストであるヘレスでのテストは、ブエミと佐藤を同時に評価する機会となる。ふたりとも、2009年のドライバー候補である」
「ブエミが候補に挙がっているのは、レッドブルファミリーの一員であるためだけでなく、現在GP2シリーズで活躍しているのも理由のひとつだ。佐藤はF1ドライバーにふさわしい力を持っていることをすでに証明しており、レッドブルスピリットにもぴったりフィットすることだろう。彼のF1での経験はチームにとって貴重なものとなることは間違いない」
[オートスポーツWEB]