イタリアのラ・ガゼッタ・デロ・スポルト紙は先週、アロンソとフェラーリが2011年からの4年契約に同意し、場合によってはもっと早く両者の契約が執行されると報じている。
このウワサが現実のものとなれば、理想的な組み合わせであり、ほとんど無敵なものとなるだろうと、F1のご意見番たちは語っている。
「2年は長いね」かつてはF1のチームオーナーであり、2001年にアロンソをF1にデビューさせたジャンカルロ・ミナルディはそう語っている。
「フェルナンドは勝利の味を忘れていないのに、どうしてそんなに長い間待たねばならないんだろうね? 冗談はさておき、私自身は、契約は整っていると思う。昨シーズン、キミ・ライコネンに何が起きたのか、当のフェラーリが一番よく知っているだろうしね」
「モンツァでのイタリアGP以来アロンソには会っていないので、彼の将来について話はしていない。クリスマスには簡単に挨拶を交わしただけだしね。だが、フェラーリにとって彼のようなドライバーがどれだけ必要であるかは、議論の余地がない。今のところ、同じマシンに乗ってハミルトンを最も苦しめたのは彼であり、彼なら(ハミルトンに)勝つのは容易なことだろう」
かつてはミナルディでテクニカルディレクターを務め、現在ではスカイTVの解説者となっているガブリエル・トレドッツィもまた、同様の意見を述べている。彼は、アロンソが2008年、ルノーに素晴らしいシーズンをもたらしたことこそ、アロンソの持つ傑出した能力と力量の証拠であるとしている。
「(ミハエル・)シューマッハーが再びやってくるようなものだ」と彼は、アロンソがフェラーリ入りした場合の状況をそう語っている。
「彼は速いし、技術的に優れている。さらに何よりも、彼のコンスタントに走りきる能力は他のドライバーとは比べ物にならない。彼はシーズンを通して浮き沈みが全くないのだ。もちろん彼のドライブするマシンに力がなく、それが原因で沈んだ場合は別だがね」
「さらに彼は非常に正直な男だ。それは彼がマクラーレンで不遇な時間を過ごした時に現れている。他のドライバー以上に、チームからサポートされているという感覚を必要とするドライバーだ。さらに彼は、チームのモチベーションの上げ方も知っている」
かつてフェラーリのチームプリンシパルであったチェザーレ・フィオリオは、1999年にヘレスで行われたミナルディでのテストで、アロンソに初めてF1テストを経験させた人物だ。
その際、同じ日にトライアウトを受けた他の若手ドライバーよりも、アロンソは1.5秒も早いラップタイムを記録している。
彼は、アロンソとフェラーリの組み合わせは、F1全体にとって脅威となるだろうと語っている。
「(2009年から技術的、空力的な新たなレギュレーションが多数導入される)このような状況においては、エンジニアがよりうまくやれるという感触を持てれば、他チームよりも有利に戦うことができる」69歳のフィオリオはそう語っている。
「そういった状況においては、私であれば間違いなく、アロンソを自分のチームに入れたいと思う。なぜなら私にしてみれば、アロンソが今も最高のドライバーであるからだ」
「彼とフェラーリが一緒になれば、それは最強のデュオとなるだろう。コンストラクターズの世界選手権を勝ち取ったのはつまり、マラネロが最も優れた仕事をしたということだ。それでもドライバーズタイトルを逃したとすれば、それはコクピットにいる人間に責任があるといえるだろう」
[オートスポーツWEB]
タグ:フェルナンド・アロンソ フェラーリ

