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2009年02月26日

RBS ウィリアムズとのスポンサー契約を2010年で打ち切りへ

経営難に陥っているイギリス大手銀行のロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(以下RBS)が、現在行なっているウィリアムズへのスポンサー契約を2010年で終了すると発表した。
現地時間(以下、現地時間)26日、『ロイター』通信が報じている。
現在、イギリス政府から大幅な公的資金の投入を受けているRBSは、26日にも2008年決算とリストラ・雇用削減策を発表する予定で、イギリス企業として過去最大の赤字を計上するとみられている。
RBSの広報ディレクターであるアンドリュー・マクラフリン氏は、25日付けの声明で「我々は現在、非常に異なる経済環境の中で運営を行なっていると認識しており、昨年10月以来、すべての事業について再調査を行なってきた。我々としては、現在当行が直面している現実の状況に対応することが急務である。また、現在締結している商業協定、パートナーへの影響、そして彼らが支える仕事に留意し、しかるべき形でそれを行なうことが急がれる」と述べた。
2005年からウィリアムズのスポンサーとなり、2007年に3年契約を更新したRBS。
テニス選手のアンディ・マレーのスポンサーも務め、先月には2013年末までラグビーのシックスネイションズの契約を延長している。
RBSはスポンサーシップにかかるコストを、2010年までに現在の半分とする予定と述べており、2010年シーズンのF1については、コース上の広告をすでに取り止めている。
RBSはさらに、今年のスポンサー活動全体でサービス関連業務にかかる経費予算を約90%カットしたことも明らかにした。
トヨタエンジンを搭載するウィリアムズは、現F1チームの中で億万長者、もしくは自動車メーカーがオーナーではない唯一のチームだが、昨シーズン末にアイスランドの投資信託企業バウガー・グループ、コンピュータ会社Lenovo、ブラジル国営石油会社のペトロブラスといったスポンサーを失っている。
しかし、ウィリアムズはRBS以外の10組のパートナーとすでに契約更改を行なっており、チーム代表のフランク・ウィリアムズ氏も、今後2シーズンのF1参戦に向けてチームはいい状況にあると話す。
F.ウィリアムズ氏は、「RBSは我がチームにとってすばらしいパートナーで、過去4年に渡り、我々がRBSブランドを国際的に広めようと貢献してきたことをうれしく思う。RBSやその他多くのパートナーの支援のおかげで、今後2年間、必要なチャレンジを乗り越えられる力強いポジションにいる」と感謝の気持ちを表すと、「我々がイギリス経済に果たす役割に対し、RBSは多大なる責任を示している。イギリスは高度熟練技能職で世界をリードするが、RBSはその分野で500職以上のサポートを行なってきた。ウィリアムズはイギリスの2,700サプライヤーに対し、1億ポンド(約139億2,000万円)以上を費やしてきたが、このビジネスを維持することはもちろん重要である」とコメント。
ウィリアムズCEOのアダム・パー氏はチームの年間予算においてRBSが占める割合は10%ほどであるとコメント。
報道されている年間2,000万ポンド(約27億8,000万円)という数字は「あまりにも高額」と話している。
A.パー氏は電話会談で「我々にのみならず、サーキットの広告などにとっても、RBSのような大手スポンサーが撤退の発表を余儀なくされることは、当然いいニュースではない。2010年シーズン中は契約を遵守すると役員会が確約することが重要だ」と述べた。
ウィリアムズは新シーズンで用いるエンジンは20基としており、これは昨シーズンの55基を大きく下回る。
A.パー氏は、こうした大幅なコスト削減策が功を奏するだろうとの見方も示した。
「今年は非常に堅実な予算を組んだよ。2010年シーズンも似たような感じになるだろうね。特定のスポンサー1つによって、このチームの成功が左右されるわけではない」とも語ったA.パー氏。世界金融危機の中、他チームもスポンサーを失うといった状況にあるが、ウィリアムズは代わりのスポンサーを見つけられるだろうと、前向きな言葉を残していた。
[ISM]
posted by Ayrton at 20:54| Comment(0) | TrackBack(0) | F1ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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