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2009年06月27日

ウィリアムズ首脳「カズキは第1スティントで必要な差をつけられなかった」

ウィリアムズテクニカル・ディレクター、サム・マイケル氏は、イギリスGPで自己ベストの5番グリッドからスタートしながら11位完走に終わった中嶋一貴について「カズキは第1スティントで必要な差をつけられなかった」と振り返った。現地時間(以下、現地時間)22日、ウィリアムズのプレスリリースが伝えている。
ウィリアムズはイギリスGPに向けて、アンダーフロア、ディフューザー、フロントウィングなど様々な新開発パーツを投入したが、S.マイケル氏は「シルバーストンではサスペンションのメカニカルな変更をいくつか行ない、様々な空力アップデートを行なった。金曜日のフリー走行中にテストして、それらすべてが期待通りに機能していることがわかった」とその仕上がりに満足していた。
そして、現在のマシンの競争力については「我々は3レース連続でコンストラクターズランキングを上げ、現在はコンストラクターズ5位につけている。それが重要なことで、『FW31』がどこに位置しているか示している。レースごとにパフォーマンスは上下する。我々はシルバーストンでは競争力が高かったが、各チームの評価尺度はコンストラクターズランキングでのそれぞれの順位だし、我々は現在5位なんだ」と分析していた。
シルバーストンでは他のサーキットよりも低い気温が各チームのパフォーマンスに影響していたが、ウィリアムズについては「我々にとって、シルバーストンの気温はレースにあまり影響がなかった。最初から最後までハード側タイヤで走る方を好んでいたが、2つの間には大きな差はなかった」と振り返った。
また予選Q1でトップタイムをマーク、最終的に今季2度目のQ3進出を果たし、予選5番手を獲得した中嶋については「カズキはバルセロナ以降、絶えずよくなっている。彼がチームの前進の助けになっていることには、満足している。大きな違いは、彼が今、レースウィークエンドを通してセットアップ作業に直接的に貢献していることだ」と高く評価していた。
決勝レースではスタートで順位を上げ、1回目のピットストップまでは4番手を走行していた中嶋だが、最終的に11位に終わった。
この理由についてS.マイケル氏は「カズキはほかのドライバーよりも第1スティントが短かった。それは、Q3でラップタイムを出すために予定よりも多くの周回を走らなければならなかったからだ。残念ながら、その結果、レース序盤に後方のドライバーに対し十分な差を築くことが重要になったが、カズキは必要な差をつけられなかった。その後、それが第2スティントで追走グループの後ろに下がる原因となった」と説明した。
一方、レッドブルの2台に続く3位のファステストラップを記録したニコ・ロズベルグだったが、フェラーリのフェリペ・マッサにわずか0.8秒及ばず5位に終わった。
N.ロズベルグのレース展開についてS.マイケル氏は「もし中間スティントで本来のペースで走れていれば、ニコはバリチェッロと3位をかけてレースしていただろう。それができなかったので、マッサはニコより遅かったにもかかわらず、彼に追いつくことができたんだ。その後、単純にマッサが2回目のピットストップまで長く走り、我々に勝ったんだ」と解説した。
次戦ドイツGP(7月12日決勝)までは約3週間のインターバルがあるが、S.マイケル氏は「チーム全員がニュルブルクリンクに向けた準備をすでに始めているし、今後2、3週間の間もそれを続けるつもりだ」と次のレースに向けてすでに動き出していることを強調した。
なお、ウィリアムズは7月3〜5日にイギリス・グッドウッドで開催されるフェスティバル・オブ・スピードに参加する予定で、3台のF1マシンを走らせるほか、多くの歴代マシンを展示する。
[ISM]
posted by Ayrton at 18:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 中嶋一貴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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