現地時間(以下、現地時間)6月30日、イギリスのモータースポーツ専門誌『Autosport』(電子版)が伝えた。
昨年のデビューシーズンは18戦中5戦で入賞した中嶋。
今季は好走を見せても、トラブルや不運に泣くレースも多く、シーズン折り返しを迎えた現在ランキングは最下位となっている。
第7戦トルコGPは入賞圏内を走行していたものの、終盤のピットストップ時のトラブルで順位を大幅に落とす結果となったり、前戦イギリスGPでも自己最高グリッドからスタートしたが、ピットインの度に他車に先行される形で入賞を逃していた。
中嶋は『Autosport』誌に対し、「いら立たしいし、リザルトを見ればもう最悪という感じだよ。でも、僕らは何度か絶好のチャンスを手にしたことはわかっている。結果とは対照的に、最後の差というものは本当にごくわずかだったんだ」とコメントした。
続けて、「僕自身はかなり前向きな気持ちだ。結果が示している以上に楽観的だよ。リザルトという面では、小さな差もやがて大きな差となり得るから、今はすごくしんどい。でも僕らはとにかく、最大限の努力を続けていく必要がある。いつかきっと、それが実を結ぶと思う」と現在の心境を口にした。
さらに中嶋は、「エンジニアとともに、僕らはどんどんよくなっているし、一体感も増している。チーム全体にとっても、2人のドライバーが触発し合える方がいいしね。僕らがすべてを集結することができれば、もっといいリザルトを手にできると思うよ。僕らはもう少し学び、あと少しよくすることが必要だ。そうなれば、すべてが僕らの方を向くと思う。シルバーストンでのリザルトは残念だったけど、レース自体はとても励みになるものでもあったんだ」と前戦イギリスGPを振り返る。
自らそう語るように、チームのテクニカル・ディレクターを務めるサム・マイケル氏も中嶋の走りを高く評価していた。
「カズキはバルセロナ以降、絶えずよくなっている。彼がチームの前進の助けになっていることには、満足している。大きな違いは、彼が今、レースウィークエンドを通してセットアップ作業に直接的に貢献していることだ」とイギリスGP後に話していた。
なお、中嶋は昨年と今年の戦いぶりを比べ、「昨シーズンに比べて僕は今、違う位置にいる。昨年の自分が今のレベルの自分だったら、もっといいレースができていたかもしれない。ドライバーとして、成長を続けるのはとてもいいことだ。チームも以前よりはるかにいい仕事をしているし、僕自身も昨シーズンよりずっといい仕事をしている。とにかくこれを続けることだね」とも語り、残り9戦での巻き返しを狙っている。
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