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2009年09月02日

昨年のシンガポールGPで不正工作か?

ルノーのフェルナンド・アロンソが優勝した昨年のシンガポールGPで不正工作があったのではないかと一部で報道され、FIA(国際自動車連盟)が再調査を始めることになった。
これに対し、F1の商業面を支配するFOM(フォーミュラワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン会長は、ルノーのF1撤退に繋がるのではと危惧している。
現地時間(以下、現地時間)1日、『ロイター』通信が伝えている。
FIAはベルギーGP期間中の8月30日、過去のレースの「疑わしい事件」について調査していることを発表したが、どのレースかは特定しなかった。
また事件の詳細や、誰が疑惑を申し立てたかについてもFIAは明らかにしていない。
しかし、ブラジル発の報道では、昨年9月にF1史上初のナイトレースとして開催されたシンガポールGPだと特定している。
このレースでは、ルノーのF.アロンソが15番グリッドからスタートしながらも、自身約1年ぶりの優勝を獲得した。
レース序盤には当時のチームメイトでブラジル人のネルソン・ピケJr.がクラッシュし、セーフティカーが導入される場面があった。
F.アロンソはその直前に給油を済ませていたため、運よく先頭に立ち、トップでチェッカーを受けた。
ルノーは、F.アロンソを助けるためにN.ピケJr.が故意にクラッシュしたとの疑惑に対し、コメントしていない。
なお、ルノーのマネージング・ディレクター、フラビオ・ブリアトーレ氏はB.エクレストン会長とともにイギリスのサッカーチーム、クイーンズパーク・レンジャーズを共同所有している。
B.エクレストン会長は、この問題についてイギリスの新聞『タイムズ』紙に対し「これは我々が今必要としているようなことではない。まず第一に、ルノーを撤退させることになると思う。言うまでもなく、彼らがこのスポーツから出て行くことは危険だ。つまり、そうでないことを願うが、起こりうることなんだ」と憂慮している。
なお、世界的な経済危機の影響で、昨年12月にはHondaがF1から撤退し、BMWも今季限りでの撤退を表明している。
さらにB.エクレストン会長は、F.ブリアトーレ氏が「完全に動揺している」と続け、「私が知っている限りでは、フラビオはそのことについて何も知らないと主張している。FIAはすべてを調査していると思う。彼らは真実を見つけ出そうとしている。もし世間が真実だと思っていることが、本当に真実であることを彼らが明らかにしたら、動揺すると思うよ。唯一言えることは、物的証拠がある場合には答えが出るということだ」と自らの見解を語った。
現時点で、F.アロンソもN.ピケJr.もこの問題についてコメントしていない。
ルノーは今季10戦を終えてノーポイントだったN.ピケJr.を先月解雇したが、これに対しN.ピケJr.は憤り、F.ブリアトーレ氏を「死刑執行人」と非難していた。
なお、N.ピケJr.の父、ネルソン・ピケはB.エクレストン会長がオーナーを務めていたブラバムで1981年と1983年にタイトルを獲得している。
B.エクレストン会長は「もし若いピケがこれを言っているだけなら、彼には話したい理由があるので、それはよくあることだ。一方、もしそれについてのある程度の現実性があれば、すべては違ってくる。証明するのは難しいだろう。もし『えーと、ネルソン、今クラッシュした方がいいぞ』と無線で言っているようなものがあれば、彼ら(ルノー)はどうすることもできないだろう。それこそ調査で何が出てくるかにかかっているよ」と問題の成り行きを不安視している。
[ISM]
posted by Ayrton at 21:17| Comment(0) | TrackBack(4) | F1ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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