今週水曜、F1委員会の会合が開かれ、ここでF1マニュファクチャラー側が2013年から4気筒ターボエンジンを導入するという計画を変更するための提案を行った。
4気筒のコンセプトについてはマニュファクチャラーの中で意見が分かれたが、議論の後、2014年にV6エンジンに変更し、FIAが求める“グリーン”なハイブリッドシステムは当初の予定どおり採用するという提案がなされた。
マニュファクチャラーの提案は、チームおよび他のF1関係者の代表からなるF1委員会において、必要な合意を得た。この後、FIA世界モータースポーツ評議会(WMSC)のファックス投票が行われることになるが、これは形式的なものになりそうだ。
WMSCは2013年のプランを延期することを再検討する意思があることを明らかにしていた。
フェラーリは4気筒エンジン案に反対しており、メルセデス・ベンツとコスワースは新デザインになることによるコスト増加に懸念を示していた。
ルノーのみが2013年に向けた当初の新規則案を支持しており、これが延期される場合にはF1を撤退する可能性もあるかもしれないと示唆していた。
[オートスポーツweb]