公開された新車C31は、発表前に明かされていた通りフェラーリやロータスなど、すでに4チームで見られた段差ノーズのコンセプトを採用。フェラーリF2012を思わせる角張った段差とそこからほぼ真っ直ぐに伸びたノーズは、“カモノハシ”のようなスタイルの印象を受ける。
また、マシンのカラーリングも、フロントとリヤが濃いグレーで覆われ、全体の印象はよりダークなマシンに仕上がった。
2012年のザウバーは、チーム3年目のエース可夢偉と2年目のペレス、リザーブドライバーのエステバン・グティエレスと昨年と同じラインナップだが、マネジメント部門では、新車発表の2日前にテクニカルディレクターのジェイムズ・キーがチームを離れることが発表されている。
チームはこの後、13時45分(日本時間21時45分)から、C31のシェイクダウンを兼ねたプロモーション撮影用のデモランを予定している。
[オートスポーツweb]