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2012年07月26日

佐藤琢磨が自己ベスト、日本人ドライバー最上位タイの2位フィニッシュ (ホンダ)

最後まで激しいトップ争いを繰り広げ、2台の差はわずかに0.8367秒
2012年7月22日(日)・決勝  
会場:エドモントン・シティセンター・エアポート特設コース  
天候:快晴 気温:24〜26℃
アルバータ州エドモントンの空港を使ったコースは、昨年から新しいレイアウトが採用されていますが、佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)にとって非常に相性がいいようです。昨年、佐藤はキャリア2回目、ロードレースでは初となるポールポジション獲得をエドモントンで達成しました。今年はポール連覇こそなりませんでしたが、予選4番手という好成績を記録し、レースは2列目インサイドの3番グリッドからスタートする権利を確保しました。そして、真っ青な快晴の空の下、大勢のファンが見守る中で開催された75周のレース、佐藤はすべてのラップを予選アタックのようにハードに走り、強豪たちと激しく競い合って自己ベスト、そして、日本人インディカー・ドライバーとして歴代最上位タイとなる2位フィニッシュを飾ったのでした。
スタート直後に一瞬4位にポジションを下げた佐藤でしたが、すぐさまブレーキング競争で1台をパス、3位へと順位をばん回させました。母国カナダで目覚ましい走りを見せるアレックス・タグリアーニ(Bryan Herta Autosport)がトップを走り、2位はポールポジションスタートのダリオ・フランキッティ(Chip Ganassi Racing)。佐藤は燃費セーブも心がけながら3位を保ち続けました。
1回目のピットストップでエリオ・カストロネベス(Team Penske)に先行され、佐藤の順位は再び4位へと下がりましたが、フランキッティに勝負を挑んでこれをオーバーテイクし、2回目のピットストップの後にはタグリアーニも抜き、佐藤は2位へと浮上しました。
もう残る相手はカストロネベスのみとなった佐藤でしたが、強敵2人をパスするまでに差を3秒以上に広げられてしまっていました。しかし、2回目の、そしてこの日最後のピットストップを終えてからの佐藤は、凄まじい勢いでトップを行くカストロネベスとの距離を縮めて行きました。
勝負は完全にカストロネベスと佐藤の2人の戦いに絞り込まれました。佐藤は持ち前のアグレッシブな走りで果敢にアタック。しかし、キャリア26勝のベテラン・ブラジル人ドライバーは、冷静かつ巧みにゴールを目指していました。
佐藤は最後まであきらめず、一切のミスを犯すこともなく、フェアに、そしてクリーンに75周を戦い抜き、今年の第4戦ブラジルで記録したキャリアベストの3位を更新し、自己ベスト、そして日本人インディカー・ドライバー史上の最上位タイとなる2位でゴールしたのでした。ウイナーとの差はわずかに0.8367秒しかありませんでした。
Honda勢は、グレアム・レイホール(Chip Ganassi Racing)が4位、タグリアーニが5位、フランキッティが6位と続きました。この結果、佐藤はポイントスタンディングにおいて2位フィニッシュでの40ポイント獲得により、17位から13位に浮上しました。
ホンダモータースポーツリリース
コメント
佐藤琢磨(2位)
「レース終盤のトップ争いは本当に激しく、バトルを思いきり楽しみました。相手をオーバーテイクできていたら、もっと喜べたのですが、今日の自分たちとしては持てる力を出し切っての戦いができており、最善の結果を手に入れたと思います。2位は本当にうれしい結果です。インディ500以降は厳しいレースが続いていただけに、今回こうして表彰台に上る2位フィニッシュを記録できたのは、自分にとってだけでなく、チームが自信を取り戻すために大きな力を発揮してくれることと思います。エンジニアをはじめ、クルーたちは本当にすばらしい働きをし続けてきてくれています。これで勢いを取り戻すことができました。残る4レースが非常に楽しみです」
ロジャー・グリフィス|HPDテクニカル・ディレクター
「佐藤琢磨がすばらしいレースを戦い抜きました。レース終盤にはエリオ・カストロネベスの背後へと見事なハイペースで追いつき、プレッシャーをかけ続けていました。あと一歩のところで今回は優勝まで手が届きませんでしたが、ファンタスティックな戦いぶりだったと思います。今日は燃費も厳しいレース展開となっていましたが、佐藤は非常に冷静に、そしてスマートに戦っていました。あと一人パスすれば優勝という状況となりましたが、ゴールが近づいてもミスを犯すことは一切なく、無謀な走りを行うこともありませんでした。ゴールまで走り続け、彼は自己ベストとなる2位フィニッシュを獲得したのです。こうした走り、今日のようなレースを続けていれば、目指す最良の結果を近い将来につかみ取ることができるでしょう」
決勝
順位 No. ドライバー チーム エンジン タイム/差
1 3 H.カストロネベス Team Penske シボレー 01:38:50.9294
2 15 佐藤琢磨 Rahal Letterman Lanigan Racing Honda +0.8367
3 12 W.パワー Team Penske シボレー +5.3697
4 38 グレアム・レイホール Chip Ganassi Racing Honda +6.9481
5 98 アレックス・タグリアーニ Bryan Herta Autosport Honda +15.2358
6 10 ダリオ・フランキッティ Chip Ganassi Racing Honda +15.8757
7 28 R.ハンターレイ Andretti Autosport シボレー +21.5357
8 2 R.ブリスコー Team Penske シボレー +23.5311
9 18 ジャスティン・ウィルソン Dale Coyne Racing Honda +26.3280
10 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing Honda +26.6481
11 14 マイク・コンウェイ A.J. Foyt Racing Honda +27.0458
17 67 ジョセフ・ニューガーデン Sarah Fisher Hartman Racing Honda +56.0449
19 83 チャーリー・キンボール Chip Ganassi Racing Honda -
20 77 シモン・パジェノー Schmidt/Hamilton Motorsports Honda DNF
25 19 ジェームズ・ジェイクス Dale Coyne Racing Honda DNF


posted by Ayrton at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 佐藤琢磨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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