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2012年09月05日

グロージャンに次戦出場停止と罰金処分

 ロータスのロマン グロージャンが、現地時間(以下、現地時間)2日の第12戦ベルギーGPで多重クラッシュの原因を作ったと裁定され、次戦イタリアGP(9月9日決勝)出場停止と罰金5万ユーロ(約500万円)の処分を受けた。『ロイター』通信が伝えている。
 ロータスは、この裁定に上訴しないことを表明している。レースオフィシャルとのミーティングを終え、モーターホームに戻ってきたR.グロージャンは「レースが大好きな人にとっては、とても厳しいね。僕は自分のミスを受け入れる… ルイス(ハミルトン)との差の判断を誤った。彼の前に出ていると思っていたんだ。ある意味、小さなミスだけど、大きなアクシデントだ。1コーナーでレースを止めるためにここにいるんじゃない。誰もケガしなかったのは、とてもうれしいよ。でも、とても厳しい裁定だ」と、ぼう然とした表情で語っていた。
 ベルギーGP決勝のスタート、ウィリアムズのパストール マルドナードがフライングした後、R.グロージャンが1コーナーでマクラーレンのL.ハミルトンに向かってステアリングを切り、接触したことがアクシデントの引き金となった。
 L.ハミルトンは行き場がなくなり、R.グロージャンのマシンは宙を飛んでフェラーリのフェルナンド アロンソのマシンのフロントに接触。F.アロンソは、辛うじて身体への大きなダメージを逃れた。ザウバーの2台もこの多重クラッシュに巻き込まれ、セーフティカーが出動した。
 レース審査委員会は、多くの優勝候補がリタイアに追い込まれたこのアクシデントを「非常に深刻なミスで、判断の誤り」と表現している。
 近年のF1ではドライバーやチームに対する処分は罰金が一般的で、出場停止は珍しくなっている。1994年には当時ベネトンのミハエル シューマッハが黒旗無視で2レース出場停止を受けている。この年はマクラーレンのミカ ハッキネンも1レース、ジョーダンのエディー アーバインも3レース出場停止処分を科された。2005年には、当時BARのジェンソン バトンと佐藤琢磨が燃料タンク違反で2レース出場停止となった。
 なお、R.グロージャンは今季12戦で7つのアクシデントにかかわっていることになる。このことについて、自身は「多すぎるね。そのことはわかっている。僕のせいじゃないのもあるけど、僕のせいなのもある。分析して、最後の6戦(正確には7戦)では繰り返さないようにするよ」と反省している。
 スイス生まれのフランス人、R.グロージャンは2009年シーズン途中にルノーからF.アロンソのチームメイトとしてF1デビュー。しかし、目立った成績を残せないままシートを失った。F1復帰はないとの見方も多かったが、昨年GP2でチャンピオンに輝き、ロータスのチーム首脳陣とフランスの石油会社トタルの強い支援を得て、今季ロータスから再デビュー。表彰台も3回獲得し、パドックでの評価も高めている。
 E.ブイユ代表は「彼は7つのアクシデントに責任があるんじゃない。7回、巻き込まれたんだ。今日はひどいアクシデントだったが、彼の周りの全ドライバーもキャリアをスタートしたころは、学習していく中でクラッシュを経験してきた。我々は彼が早く学んでいくようにする必要がある。彼は過去に厳しい時期を経験してきた。もちろん、これは彼にとって打撃だ。でも、挽回するよ」とR.グロージャンのさらなる成長に期待している。
 また、イタリアGPでのR.グロージャンの代役には、リザーブドライバーで昨年ヴァージンからF1参戦していたジェローム ダンブロシオが候補に挙げられている。
 ロータスはまだ正式決定を下していないが、チーム代表のエリック ブイユ氏は「彼のチャンスはとても高い。我々は真剣にジェロームについて検討することになる。彼はサードドライバーだ。しかし、彼と話し合って、いくつかのことを再検討する必要がある」と説明している。
ISM


posted by Ayrton at 22:08| Comment(0) | TrackBack(0) | F1ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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