この記者会見には、大賞に輝いた東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大をはじめ、殊勲賞を受賞した大相撲の横綱・白鵬ら3組、特別賞を受賞した琢磨ら3組、そして最高新人賞を受賞した東京ヤクルトスワローズの小川泰弘が出席して行われたもの。
琢磨はこの会見で、F1を経てインディカー・シリーズに参戦し、ついにインディカーでの初勝利を挙げることができたことについて、次のように語った。
「欧州、北米とメジャーシリーズに参戦して今年で12年目、アメリカの挑戦としては4年目なのですが、ようやく今年、自身の目標である初優勝を挙げることができました。本当にこれまでしぶとくやってきましたが、たくさん応援してくれたファンの皆さんに感謝したいです」
琢磨は、来季もAJフォイト・レーシングに残留することが発表されているが、5年目となるインディカー・シリーズでは、さらに上を目指して戦いたいと意気込んだ。
「来年はインディカー・シリーズでの5年目になりますが、今季はようやく第一歩という形だったので、来年はさらに優勝を目指して、高みを目指して頑張っていきたいと思います」
また琢磨は、自身のコメントの締めくくりとして、琢磨より前にマイクを握ったプロボクシングの山中慎介が、メジャーリーグとの移籍交渉が解禁となった楽天の田中を念頭に「マー君みたいにアメリカで勝負がしたいです」と述べていたことを受けて、次のように語り会場の笑いを誘っていた。
「山中選手、マー君、アメリカで待ってます(笑)。ぜひ応援に行かせて下さい」
ラベル:佐藤琢磨 日本プロスポーツ大賞