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2014年06月13日

トヨタの中嶋一貴が日本選手初のPP ルマン24時間予選

 【ルマン(フランス)12日(日本時間13日)】自動車レースの世界耐久選手権(WEC)は12日、当地のサルテ・サーキット(1周13・629キロ)で今季第3戦として開催されている第82回ルマン24時間の予選2、3回目を開催。最高峰のP1クラスで、ブルツ/サラザン/中嶋一貴組のトヨタ・TS040ハイブリッド7号車がポールポジション(PP)を獲得した。
 元F1ドライバーの一貴が3回目で出したタイム(3分21秒789)は、WECの4クラスと特別出場車を合わせた55台中、唯一の3分21秒台。ルマン24時間における日本選手のPP獲得は史上初で、トヨタにとっては1999年大会以来、2度目の快挙となった。
 WECの今季開幕から2連勝中で、ルマンでは初の総合優勝を目指すトヨタは、デビッドソン/ラピエール/ブエミ組の8号車も3位と健闘。ルマンの最高峰クラスに16年ぶりに復帰したポルシェの919ハイブリッド14号車が、2位につけた。
 P2クラスでは、井原慶子組のラーブル・モーガン・ジャッドが16位(総合25位)。GTEアマクラスでは、元F1ドライバーの中野信治らが駆る日本チームのタイサン・フェラーリ458が17位(総合53位)だった。
 特別枠の日産・ZEOD・RC(本山哲組)はP1、P2車両に次ぐ総合27位。エコカー技術を駆使した車両ながら、すべてのGTEプロと同アマ車両を超える速さを見せた。
 24時間の決勝は14日午後3時(日本時間午後10時)にスタート。15日の同時刻にゴールを迎える。
 ◆大舞台で日本選手初のPPを獲得した中嶋一貴「決勝は(予選の順位が特別重要ではない)24時間の長丁場だが、PPを獲れてうれしい。車の状態にはとても満足しており、決勝に向けた準備はできている」
posted by Ayrton at 22:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 中嶋一貴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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