シューマッハは昨年12月29日、フランスアルプスでスキーを楽しんでいた際に頭部を強打する事故に遭い、グルノーブル大学病院に搬送された。その後、2回の手術を経て人工的な昏睡状態におかれ、医師団が治療にあたっていた。
4月中旬に「改善の小さな徴候」が見られるという声明文を発表して以来、情報が更新されなかったが、シューマッハの家族とマネージメントは16日、彼が昏睡状態を脱してグルノーブル大学病院を退院したことを発表した。
「ミハエルは、長期間のリハビリテーションを続けるためにグルノーブル大学病院を退院した。彼は昏睡状態を脱している」と、ケームは声明文で述べた。
「彼の家族は、治療にあたったグルノーブル病院の医師団、看護師、セラピストらに心から感謝するとともに、事故現場で応急手当を行った方々にも感謝している」
「また、ミハエルの回復を願った大勢の方々にも感謝している。私たちは、それがミハエルを救ったと信じている。今後について、更なるリハビリテーションが世間の目から離れて行われることを理解していただきたい」
ラベル:ミハエル・シューマッハ サビーネ・ケーム