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2014年06月19日

シューマッハー氏が意思疎通、夫人に強い反応と伊ラジオ局が報道

【ジュネーブ(スイス)19日】昨年末のスキー事故で頭部を強打して意識不明の重体に陥り、一時は生命を危ぶまれながら、昏睡(こんすい)状態を脱してリハビリのため転院した元F1王者、ミヒャエル・シューマッハー氏(45)=ドイツ=が、周囲と意思の疎通を図れる状態にまで回復していることが、19日までにわかった。同氏と実際に接した複数の医療関係者が明らかにした。
 18日付のスイスのブリック紙は、これまで入院していたフランスのグルノーブル大学病院からスイスのローザンヌ大学病院まで約200キロにわたってシューマッハー氏を搬送した救急隊員に取材。シューマッハー氏はずっと目を開けた意識のある状態で、まだ話すことはできないものの、簡単な会話にうなずくなどして意思表示をしたと伝えた。
 一方、イタリアのラジオ局は19日、転院先のローザンヌ大学病院に取材。同病院は「言葉を使っての会話はできないが、医師や家族が話しかけると、目を動かして自分の意思を伝えようとしている。特に夫人のコリンナさんの問いかけに強い反応を示している。ただ、こうした“会話”を続けると疲労が激しい」と説明した。長期の入院によって体重を20キロほど減らしていることから、十分な休養をとったうえでリハビリを開始する必要があるという。
posted by Ayrton at 22:11| Comment(0) | TrackBack(0) | F1ドライバー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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