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2014年06月27日

2015年からスタンディングリスタートが導入

現地時間26日にドイツのミュンヘンで行なわれた世界モータースポーツ協議会の会合を経て、FIAは2015年シーズンからセーフティーカーピリオド前にスタンディングリスタートを行なうことを明らかにした。
 今回の会合では2015年シーズンのレギュレーションについて様々な変更点が議論され、テスト制限や使用エンジン数の削減、ノーズの改善などが承認された。スタンディングリスタートは、当初のレーススタートから2周以内またはレース終了まで5周未満でセーフティーカーが出た場合を除き、現在のローリングリスタートに替わって導入される。
【2015年スポーティングレギュレーションの変更点】
パワーユニット
・シーズン中に各ドライバーが使用できるエンジン数は4基となる。しかし、1シーズンが20レースを超えた場合は5基となる。
・パワーユニットの交換に対するペナルティは、ピットレーンスタートではなくグリッド最後尾からのスタートとなる。
空力テスト
・風洞の稼働は、週80時間から65時間に削減される。
・送風機の稼働時間は、週30時間から25時間に削減される。
・計算流体力学(CFD)の使用は30テラフロップスから25テラフロップスに削減される。
・チームは、1シーズンに1基の風洞のみ指名することができる。
テスト
・2015年、ヨーロッパで各4日間のプレシーズンテストが3回実施される。(現チームはヨーロッパ以外でもテストすることができる)2016年は各4日間のテストが2回に削減される。
・ヨーロッパで2日間のシーズン中テストが2回実施される。(現在は4回)この4日間のうち2日間は若手ドライバーテストにあてなければならない。
イベントでのマシンの仕様
パルクフェルメでの制限は、予選スタート時からではなくフリー走行3回目から適用される。
ホイールとタイヤ
(提案されていた)タイヤブランケットの禁止は、2015年については撤回される。将来的にホイールとタイヤの直径が長くなった場合に再議論される。
職員の門限
金曜夜の門限は2015年に6時間から7時間に延長され、2016年に8時間に延長される。
セーフティーカーのリスタート
セーフティーカーのリスタートは、グリッドからのスタンディングスタートになる。セーフティーカーがスタート(またはリスタート)の2周以内またはレース残り5周未満に出動した場合、スタンディングスタートは行われない。
2015年テクニカルレギュレーションの変更点
・ノーズの安全面の向上と美的に魅力的な構造を保証する新しいレギュレーションが導入される。
・スキッドブロックがこれまで以上に軽い素材(チタニウム)で製作され、含有量も向上させるため、新しいレギュレーションが導入される。
・ブレーキディスクをホイールと同じスピードで回転させるため、新しいレギュレーションが導入される。
・ホイールの2段階装着システムが強制される。
posted by Ayrton at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | F1ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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