ザウバーは昨年、1ポイントも獲得できずにコンストラクターズチャンピオンシップを10位で終え、チーム史上最悪の結果となった。今年も引き続きフェラーリのパワーユニットを搭載するがドライバーラインナップは一新し、ケータハムから移籍したマーカス・エリクソンとルーキーのフェリペ・ナスルがコンビを組む。
ヘレステスト初日ではエリクソンが新車をドライブし、2日目にナスルがザウバーでのデビューを果たす。
「2014年は非常に残念な年だった」と、チーム代表のモニシャ・カルテンボーンは語った。「しかし、それはもう過去のこと。今は次に来るものに集中している。教訓を学び、新しいシーズンに向けて自信を持っている」
「改善してチャンピオンシップのポイントを争うことができるようになる必要がある」
ザウバーは、C34の開発において3つの重要な部分に焦点を当てたと述べている。それは低速コーナーでのパフォーマンス、重量削減、ブレーキングの安定性の3つだ。
C34のノーズは昨年よりも幅が広くなり、より低くなった。また、サイドポッドはスリムになり、リアエンドは小さくなっている。