開幕戦オーストラリアGPがちょうど1カ月後に迫った今、マクラーレン・ホンダはライバルたちに先駆けて2回目のプレシーズンテストが実施されるバルセロナに向かった。
テストが始まるのは19日(木)だが、16日(月)にはジェンソン・バトンをドライバーとしてマクラーレンが撮影用の走行を行っている。
アマチュアのカメラマンが捉えたMP4-30の走行の模様からは、シルバーにレッドの流線をあしらったカラーリングが継続されているのみならず、タイトルスポンサーの不在も続いている様子が見て取れる。
マクラーレンCEOのロン・デニスはイタリア『Autosprint(オートスプリント)』に「タイトルスポンサーシップが予算の40パーセントや50パーセントにあたるとあなた方が考えているなら、予算規模の大きなチームはコンセプトとして存続できないことになる」とコメントした。
「さらなる資金を引き込む考えを捨ててはいないが、ビッグネームを低価格でマシンに掲示するつもりはない」
月曜日のバルセロナを目にした人々は、MP4-30が苦戦する様子も報告している。
スペイン『El Mundo Deportivo(エル・ムンド・デポルティーボ)』はマシンが「どうにか半ダースほどのラップをこなした」と伝えた。
また、同じくスペインの『AS(アス)』紙には"一日がかりで2周した"という声が掲載されており、『Marca(マルカ)』紙はヘレステストから前進した様子は見られないと述べている。
ラベル:マクラーレン・ホンダ