第2回テストまでの8日間でトラブルが相次ぎ、走行不足に悩まされたマクラーレン・ホンダはジェンソン・バトン(35)=英国=が出走するも、7周を走ったところでオイル漏れが発生。わずか1周のみの計測走行で1分31秒479の最下位に終わった。
マクラーレン・ホンダは第2回テストの最終日(22日)にクラッシュしたフェルナンド・アロンソ(33)=スペイン=が、25日にようやく退院。今回のテストを欠場したことで、チームが「突風」と発表した事故原因や症状についてさまざまな憶測が飛び交う最終テスト初日となった。
開幕戦・豪州GP(3月15日決勝)にアロンソが出場するかと尋ねられたロン・デニス・マクラーレン・テクノロジー・グループ会長兼最高経営責任者(CEO)=67、英国=は、英BBC放送に「(出場)しない理由は何もないはずだが、私は医者ではないので」と答えたことがさらに憶測を呼ぶ結果に。少なくとも出場を明言しなかったことで、堅実な報道で知られる通信社の中にも、「欠場の可能性は否定できない」と伝えるところもあった。
ラベル:マクラーレン・ホンダ ジェンソン・バトン