■ジェンソン・バトン「いいスタート地点につけた」
決勝/11位
「今日はいい1日になったよ。まだこの先の道のりは長いけれど、いいスタート地点につけた。それに、レースも楽しめた。チェコ(セルジオ・ペレス/フォース・インディア)とは少しばかりバトルも展開できたしね。それに、今日は開発面でも本当に役立つものとなった。もし3周で終わっていたら、学べることなど何もなかったはずだ。レース距離を走り切れたことでものすごく多くのことを学ぶことができた」
「僕にとってもクルマに慣れるためのいいチャンスになったし、コックピットのなかで調整しながら、いろいろ試すこともできたよ。これからもたくさんの作業が必要だ。パワーやドライバビリティー、ダウンフォースやセットアップに関してね。でも、これで大きく前進させることができるよ。そして、ひとつの部分を改善することによって、雪だるま式に改善が進み始めるものなんだ」
「さらに前向きなこともあったよ。コーナーではフォース・インディアと同じくらいの速さがあった。コーナーを抜けるときのスピードもレッドブルやザウバーと同じくらいだったんだ」
「ここまで厳しい冬が続いていた。テストでの最長走行記録はほんの12周だったんだからね。だから、今日58周(※)を走り切ることができたのはいい進歩だった。やらなくてはならないことがまだ山のようにあるのが分かっているにしてもね。だけど、今日学んだすべてのことによって、次のレースに向けて改善できる部分が相当あるはずだ」
(※)実際には2周遅れだったため56周
ラベル:マクラーレン・ホンダ ジェンソン・バトン