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2008年05月05日

ワイグル・グループ「結論はホンダの手の中に」

スーパー・アグリへの支援に乗り出しながら、ホンダ・サイドから拒否された形の独『ワイグル・グループ』では、フランツ・ヨセフ・ワイグル代表が「すべてはホンダの手の中にある」と、下駄を預けた状況だ。
同代表はさらに別途金融グループからの援助も示唆しているというが、しかしホンダではワイグル・グループの提案では短期の救済にしかならず、ホンダがスーパー・アグリの参戦を保障する裏付けには不十分と判断しているようだ。
一方、以前噂になった元F1ドライバーで現在自らGP2チームを率いるエイドリアン・カンポス氏とスペイン企業によるスーパー・アグリ買収話復活まで急きょ持ち上がっていると独誌は報じている。
ただし時間はすでにギリギリのところまで来ているのが事実だ。

N.フライCEO(ホンダ)、S・アグリの息の根止める!?
ドイツ『ワイグル・グループ』の支援により、トルコGP参戦への道が拓かれたとみられた『スーパー・アグリ・F1』だが、結局その息の根をホンダF1チームが止めてしまうことになるようだ。
現地イスタンブールから伝えられるところによれば、なんとサーキットに到着したスーパー・アグリのトランスポーターがパドックに入ることを拒否されているというもの。
ドライバーやチームスタッフらもは現地に赴いているととろとされるが、肝心のマシン自体まだトルコに到着していないとみられ、チームはいよいよ窮地に立たされている。
チームがパドックに入れないのは、スーパー・アグリの後ろ盾であるホンダ・チームのニック・フライ/CEOが、F1グランプリ開催を司るFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)に対し、同チームのトルコGP欠場を伝えたためとされている。
(フライCEOはかねて「ワイグル・グループの支援では不十分」との見解を示していた)
頼みのホンダだが、同社は公式にはゴールデンウィーク明けにも役員会議の予定はないとしており、これが事実であればすでにスーパー・アグリはすでに見離されたことになる。
なお、同チームの鈴木亜久里代表は現在スーパーGTレースのため富士スピードウェイにいる。
[FMotorsports F1]
posted by Ayrton at 20:18| Comment(0) | TrackBack(0) | スーパーアグリF1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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