2011年のブラジルGP以来、長くモーターレーシングの世界から遠ざかっていたトゥルーリだが、先週彼はグランプリウイナーとしては初となるフォーミュラEのドライバーズクラブに加盟し、本格的なレース復帰に向けて動き出した。
トゥルーリは21日、フランスのラ・フェルテ・ゴーシェでさっそくテストドライブに臨み、初めて200kWのレース仕様バッテリーを搭載したスパーク・ルノーSRT_01Eを走らせた。
「これまでのところはドライブするのが楽しいマシンだし、コクピットではちゃんとしたF1カーを走らせるような気分だったから楽しめているよ」とトゥルーリ。
「エンジンサウンドは違うけど、エレクトリカルエンジンとギヤボックスの音を聞き取れるから、フィーリングとしてはレーシングドライバーにも申し分ないね。たぶん、外からは異なって見えると思うけど、内側ではそれに気づかないよ」
「初日としては異なるものを期待していたし、確かにそうだったものもあるけど、何よりレーシングカーのフィーリングを備えていることが最も重要なことだった」
「マシンの大体を経験して、他とは何か異なるものを見つけることを期待していたけど、マシンは僕に昔と同じフィーリングを与えてくれたよ」
トゥルーリは、フォーミュラEカーのドライブについて、次のように付け加えた。
「今後も、またそうすることができたらいいと思っているよ」
ラベル:ヤルノ・トゥルーリ