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2015年01月11日

アムリン・アグリ フォーミュラE初優勝!

フォーミュラE第4戦ブエノスアイレスePrixが行われ、アムリン・アグリのアントニオ・フェリックス・ダ・コスタがトップチェッカー。チームに初優勝をもたらした。
 ポールポジションからスタートしたのは、第3戦で優勝を果たしたセバスチャン・ブエミ(e.ダムス・ルノー)。連勝を果たすべく、トップをキープしていく。
 レース序盤は平穏に流れるが、終盤以降はアクシデントが続出する。その中のひとつがブエミだ。ブエミは右のフロントサスペンションを壊してリタイア。代わってトップに立ったのは開幕戦から3戦連続して表彰台を獲得し、ランキングトップに立っているルーカス・ディ・グラッシ(アウディ・アプト)。しかし、このディ・グラッシもクラッシュしてしまい、戦線を離脱する。
 これでヴェンチュリのニック・ハイドフェルドが先頭に。しかし、残り2周というところで痛恨のドライブスルーペナルティが課せられてしまう。これで、約3秒差で2番手を走行していたダ・コスタが、残り1周というところでトップに立ち、そのままトップチェッカー。アムリン・アグリに嬉しい初優勝をもたらすことになった。
 後方の2番手争いも熾烈だった。ハイメ・アルグエルスアリ(ヴァージン)、ジャン-エリック・ベルニュ(アンドレッティ)、ネルソン・ピケJr.(チャイナレーシング)らF1経験者に、ダニエル・アプト(アウディ・アプト)、ニコラス・プロスト(e.ダムス・ルノー)を加えたドライバーたちによる超接近戦である。
 ベルニュがアルグエルスアリを接触しながら交わしたと思えば、そのベルニュをプロストがパス。プロストはこのまま2位でフィニッシュし、自身初の表彰台を獲得。ポールポジションを2度も獲得しているプロストが初表彰台とは、意外でもある。
 アプトはこの混戦の中、ベルニュを交わそうとしたところで接触し、マシンを壊してリタイアしてしまう。その間にネルソン・ピケJr.が先行して3位でフィニッシュ。第3戦に続き連続表彰台を得ている。以下、アルグエルスアリ、ブルーノ・セナ(マヒンドラ)、ベルニュの順でチェッカーを受けている。
 なお、優勝したダ・コスタのチームメイト、サルバドール・デュランは8位でフィニッシュしたが、エネルギー使用量違反で失格となっている。

フォーミュラE第4戦ブエノスアイレスePrix 決勝結果
1.アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(アムリン・アグリ)
2.ニコラス・プロスト(e.ダムス・ルノー)
3.ネルソン・ピケJr.(チャイナ・レーシング)
4.ハイメ・アルグエルスアリ(ヴァージン)
5.ブルーノ・セナ(マヒンドラ)
6.ジャン-エリック・ベルニュ(アンドレッティ)
7.サム・バード(ヴァージン)
8.ニック・ハイドフェルド(ヴェンチュリ)
9.オリオール・セルビア(ドラゴン・レーシング)
10.ステファン・サラザン(ヴェンチュリ)
11.ホーピン・タン(チャイナ・レーシング)
12.マルコ・アンドレッティ(アンドレッティ)
13.ダニエル・アプト(アウディ・アプト)
14.ジェローム・ダンブロジオ(ドラゴン・レーシング)
リタイア.ヤルノ・トゥルーリ(トゥルーリ)
リタイア.ルーカス・ディ・グラッシ(アウディ・アプト)
リタイア.セバスチャン・ブエミ(e.ダムス・ルノー)
リタイア.ミケーラ・セルッティ(トゥルーリ)
リタイア.カルン・チャンドック(マヒンドラ)
失格.サルバドール・デュラン(アムリン・アグリ)

2014年08月02日

鈴木亜久里が9月開幕のフォーミュラEを展望。「今年は勉強の年」

 今秋から開幕を迎えるフォーミュラEに参戦するアムリン・アグリ・フォーミュラEチームのエグゼクティブ・チェアマンを務める鈴木亜久里氏が1日、テレビ朝日での会見に臨み、シーズン開幕に向けての展望などを語った。
 今年9月に開幕するFIAの電動フォーミュラカー・シリーズ、フォーミュラEは世界10都市を舞台に公道レースとして開催。全10チームのうちのひとつとして、アムリン・アグリも名を連ねている。
 開幕戦北京に向けての手応えを聞かれた亜久里氏は、「本当にやってみないと分からないですね。例えばF1はスタートからゴールまで作戦を立てながら速く走りますが、フォーミュラの場合、電池やモーターの熱との戦いになる。最初から全開で走るとクルマが最後まで走らないんですよね。そうした電池の使い方や、モーターの熱のバランスを取って走らなくてはならないんです」とフォーミュラEの難しさをコメント。
 また亜久里氏は、音やスピード感などから、通常のレースに比べると見た目の迫力に欠ける部分はあるかもしれないものの、フォーミュラEは電気自動車の“走る実験室”として、数年後は「ものすごいレーシングカー」になるだろうと語っている。
「フォーミュラEは近い将来の電気自動車の“走る実験室”だと僕は思っています。そういう意味で、これからの技術が全てつぎ込まれていくレースだと思って見てもらえると嬉しいですね」
「見た目の迫力はGTやF1の方がありますが、それは今年のことで、これから先、3年後、5年後のフォーミュラEのマシンはものすごいレーシングカーになると思います。1年目は各チーム勉強の年だと思いますね。その間に、来年・再来年の技術を蓄積して、再来年くらいのクルマにつぎ込んでいくという準備段階だと思って下さい」
 また、フォーミュラEのレース自体については、「スピードはF1やインディカーに比べれば遅いと思いますが、レース自体の醍醐味、バトルは面白いと思います」と語った亜久里氏。スパーク・ルノーSRT_01Eをのワンメイクで争われる初年度は、エネルギー配分など戦略も含めて見てほしいのだと語った。
「最初に速くても勝てるわけではなくて、作戦によってレースの最後に誰が1位になるのかというところが面白いレース。ワンメイクでの初年度の楽しみ方は、エネルギー配分だと思いますね」
 なお、日本からのサポートは現在のところなく、チーム内では「肩身の狭い思いをしている(笑)」という亜久里氏。会見では日本企業からの支援も呼びかけた。
 また、ドライバーに関してはすでに発表されている通りキャサリン・レッグ/アントニオ・フェリックス・ダ・コスタのふたりが起用されるが、「8月の半ばくらいまでには大きな発表ができると思います」と、何らかの発表を行うことを示唆した。
 フォーミュラEは9月13日(土)の北京戦で開幕を迎える。レースの放送は、現在調整中とのことだが、公式練習はBS朝日、予選はCSテレ朝チャンネルでオンエアされ、決勝は地上波テレビ朝日系列で放送予定。また、開幕に向けて、8月には特番なども予定されているということだ。

2014年06月28日

スーパーアグリ・フォーミュラE、女性ドライバー起用を発表

 アムリン・アグリ・フォーミュラEチームは27日、イギリス人女性ドライバーのキャサリン・レッグをフォーミュラEのドライバーとして起用することを発表した。
 日本のチームとして、今年9月に開幕するFIAの新電動フォーミュラカー・シリーズ「フォーミュラE」にエントリーしていたスーパーアグリが、2014/15シーズンを戦うドライバーとしてレッグを起用することを発表した。
 さらにチームはメインスポンサーとして、イギリスの保険大手「Amlin(アムリン)」を迎え、「アムリン・アグリ・フォーミュラEチーム」へと改名、イギリスチームとして新たなスタートを切ることになった。
 チームは、2006年から2008年までF1に参戦したスーパーアグリのチーム代表、鈴木亜久里氏がエグゼクティブ・チェアマンを務めるが、実際の活動はスーパーアグリF1時代にテクニカルディレクターを務めたマーク・プレストンと、チーフデザイナーだったピーター・マックールが指揮することになっている。
 今回、チームのドライバーに決まった女性ドライバーのレッグは、これまでインディカーなどをドライブしてきたほか、2008年からはドイツツーリングカー選手権にも参戦。また2005年にはミナルディでF1テストも経験している。近年は、デルタウイングのドライバーとしてALMS(アメリカン・ル・マン・シリーズ)にも出場してきた。
「これは私にとって 本当にエキサイティングな機会です」と、レッグは語っている。
「マシンはファンタスティックで、とても素晴らしく見えます。そして、非常に速いです」
「世界の主要な都市の公道でレースをすることは驚くべき経験であり、多くの人々がレースに触れる素晴らしい機会になると思います」
 また、チームを指揮するプレストンも、次のように語っている。
「アムリンの専門知識と我々のレース経験は、有力なコンビネーションになるだろう」
「フォーミュラEは非常にエキサイティングで過酷なチャンピオンシップだ。だがそれが興味深く新たな次元をこのスポーツにもたらすと思っているよ」

Twitter:https://twitter.com/Amlin_Aguri
公式サイト:http://www.amlin-aguri.com
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