F1第11戦ハンガリーGP決勝レースを終えた小林可夢偉(ケータハム)がTwitter(ツイッター)で次のように投稿した。
「麻衣ちゃん誰なん??? でも、本当に有難う!! こんな天使が世の中に居ると思って無かったよ! このメッセージが麻衣ちゃんに伝われば思います!」
きっと可夢偉の感謝の気持ちは天使「麻衣ちゃん」に届いただろう。
■3行の謎のスポンサー
F1ハンガリーGP、ケータハムのリアウイング翼端版に「謎の新スポンサー」が登場し話題になっている。
その新スポンサーは、「インテル(intel)」と「デル(DELL)」という世界的企業よりも大きなスペースに「日本語を含めた3行のスポンサー名」が書かれている。
Forever with Mai
Frontier Japan
We LOVE 麻衣
(LOVEの「O」は赤いハートマーク)
■麻衣ちゃんはボーカル、父は某有名企業
最新の報道では、日本企業、某有名企業の娘、ユニットのボーカル名は「麻衣」、現在「22歳」、2012年日本GPで表彰台を獲得した可夢偉に対する応援がコンサート会場のような一体感で「感動した」のだという。
また、中央2段目の「Frontier Japan(フロンティア ジャパン)」という同名企業は数多くあるが、その同名企業の中に、過去に佐藤琢磨とコラボの「エコ箸セット」を作っている企業があるが、今回のこのスポンサーとの関連性は不明だ。
■GEから天使「麻衣」ちゃん、スポンサーフィーは数千万円以上か
前オーナーがエアアジアのトニー・フェルナンデスだったF1第8戦オーストリアGPまで、このスペースには、世界的企業「GE(ゼネラル・エレクトリック)」のロゴが入っていた。このことから、「安い広告スペースではない」ことは容易に想像がつく。
これがスポットスポンサーなのか、後半戦も継続されるのかなど詳細はわかっていないが、数千万円以上の規模と思われる。
■可夢偉の救世主は、企業ではなく「麻衣」ちゃんだった
チーム売却直前の6月末、可夢偉は次のように語っていた。
「誰かがこのチームを救ってくれることを望むだけです。僕にはそれしか言えません」
(2014年06月30日『「誰かケータハムを救って!」チームに救世主出現を期待する可夢偉』より)
そして、7月2日のチーム売却、オーナー変更後には40名以上の大規模リストラをした新チーム代表クリスチャン・アルバースは、「ドライバーも評価対象だ」と語っている。
(2014年07月18日(金)『ケータハムとザウバーに選手変更のうわさ。可夢偉は?』)
可夢偉の「チームを救って」という願いから1ヶ月も経たずに、天使「麻衣ちゃん」がリアウイング翼端版に舞い降りた。謎の天使「麻衣ちゃん」に感謝する可夢偉にできることは、今まで以上に「レースで感動を与える」ことだろう。
忘れてはいけないのが、今のケータハム可夢偉が誕生したのも、募金をしてくれたファンのサポートがあってのものだ。
可夢偉が走りでファンに感動を与え、ファンが可夢偉をサポートするというプロスポーツのエコシステムを、可夢偉はF1で実現させている。
走りだけでここまで人の心を動かし、魅了するF1ドライバーは数少ない。
1ヶ月の夏休みを挟んで「アップデートもあるかもしれない」というスパ(F1第12戦ベルギーGP、8/22-24)から始まる後半戦は、全員で可夢偉を応援しようというF1第15戦日本GP(鈴鹿、10/3-5)も開催される。
可夢偉の「全力で挑む走り」は、影ながら支える「麻衣ちゃん」と「ファン」に伝わるだろう。
posted by Ayrton at 22:57|
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小林可夢偉
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